SOLD OUT
今回のお誘いをいただいたのはWHOがCOVID-19によるパンデミック宣言をした5日後のことである。
この騒動は、武漢からの感染情報を引き金とした、各国政府のガバナンス性能を同一条件下で比較検証するレースとなった。春節の観光客への対応から始まり、補償を逃れるあらゆる「自粛」要請、不透明な決定プロセス、リーマンショックを超える経済的インパクト、鎖国とロックダウン、オリンピックや大統領選、経済格差などと複雑に絡み合い、政治と科学、統治と自律、グローバリズムとナショナリズムのただならぬ衝突を感じざるを得ない状況となっている。このような状況で狼狽する文字通りの小さな政府を遠い目で見ながらも、不安におしつぶされるのではなく、どこかこの有事に意識が冴え、ある種のカタルシスを期待してしまう「私」に気付かされる方も多いのではないだろうか。
今回の蚤の市のために、今後さらに瓦解していくであろう強権的なプラットフォームから離脱(EXIT)し、積極的根無し草、あるいは依存先を分散する生活の試奏として、訪れるであろうエクソダスを夢想するためのいくつかの本や道具を集めてみた。また、離脱にとって重量は重要な要素である為、それぞれ併記した。
現在都市は賑わいもシェアも不能となり、われわれに対してどのような社会をなすことができるかを問うている。これを期にこの騒動を経た後の、あなたにとっての社会の姿を想像してみてほしい。
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サブスクリプションサービスが終了、および非wifi化した世界でもプレーヤーがあれば聞くことができる。ジャケがデカい。
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にしむら・ゆういち[グラフィック・デザイナー]
http://www.rimishuna.com/